コンテンツにスキップ

Trace(トレース描画)

線を一筆ずつ描くアニメーションを設定します。画像の輪郭を追う方式は Trace Engine で選び、Trace Mode で描画の進み方を決めます。

トレース方式

パラメーター 内容
Trace Engine Pixel Walk = エッジ画素をストロークにつなぐ方式(初期値) / Vector Signal = 連続した輪郭を走査信号として描く方式
Contour Level Vector Signalで追う輝度・アルファのレベル。初期値50%。白黒映像は50%から調整します
Signal Resolution Vector Signalの解析解像度の最大辺(64〜2048、初期値2048)。上げるほど細部を拾い、下げると処理が軽くなります

動く画像や動画で書き順の一貫性を重視する場合は、Vector Signal から試してください。 初期値はPixel Walkのため、Vector Signalを使う場合は明示的に切り替えます。

抽出される線の違い

Scan Source Pixel Walk Vector Signal
Edges 輝度のエッジを抽出 Contour Levelの輝度輪郭を追い、Thresholdで弱い輪郭を除外
Luminance 明るい部分を描画 Contour Levelの輝度輪郭を追う。Thresholdは無効
Alpha Outline アルファのエッジを抽出 Contour Levelのアルファ輪郭を追い、Thresholdで弱い輪郭を除外
Mask Paths / Audio Waveform マスク・音声から線を直接描画 Trace Engineの切り替えによる変化なし

写真映像では、二つの方式で抽出される線が異なります。Vector Signalで線が出ない場合は Contour Level を調整してください。透明な画素の色は輝度輪郭に含まれません。

描画の進行

パラメーター 内容
Trace Mode Manual = Completionで制御 / Auto Once = 一度だけ描く / Auto Loop = 繰り返す / Auto Ping-Pong = 往復
Trace Completion Manual時の完了度。0→100%をキーフレームすると一筆描きに
Trace Speed Auto系の速度(%/秒、最大3000%)。25% = 4秒で全描画、3000% = 1/30秒で全描画
Trail Fade 描画後の減衰。大きいほど「描いた先から消えていく」ビームの尾になります

Vector SignalのAuto Loopは、1フレームの時間内にビームが通った区間も描きます。 走査速度とフレームレートが同期しても、線が欠けにくい描画です。

書き順と実機らしさ

Pixel Walkは、現在の終端に最も近いストロークを次に描きます。 Vector Signalは輪郭の始点・向き・空間上の順序をそろえ、内側の閉じた輪郭を 外側の輪郭にまとめて描きます。

パラメーター 内容
Retrace Lines 輪郭間を移動するビームの帰線。0%で帰線を非表示
Corner Glow 角・端点の輝点。Line Quantizeと組み合わせて角を強調
Beams トレースを分担するビームの本数(1〜8)
Trace Start Pixel Walkでは最初のストロークを選ぶ位置。Vector Signalでは各輪郭の範囲内の相対的な始点
Trace Reverse 描画方向と順序を反転
Source Ray 発生点から各ビームの先端へ伸びる光線
Ray Origin Source Rayの発生点

Vector Signalでは細線・描画の区切り・輝点をサブピクセル座標で扱います。 Smoothing は輪郭の実際の長さを基準に平滑化し、動く方向による丸まり方の変化を抑えます。 Pixel Perfect を有効にすると整数画素の描画になります。

元の線(ガイド)

パラメーター 内容
Base Line Color まだトレースされていない部分の色
Base Line Opacity ガイド線の不透明度(0 = 非表示)

うっすら表示した元の線をビームがなぞる、という見せ方ができます。