オシロスコープ描画¶
Beamscan は、オシロスコープの XY モード を使った描画 (いわゆるオシロスコープ・ミュージック / オシロお絵描き)を After Effects 上で再現できます。
仕組み¶
実機では、ステレオ音声の L チャンネルを X 軸、R チャンネルを Y 軸 の電圧としてオシロスコープに入力すると、ビームが音声信号のとおりに 動いて図形を描きます。ビームが座標に 滞留 すると明るい輝点になり、 座標間を高速で移動した軌跡は薄い線として残ります。
Beamscan の Audio Waveform ソースはこれをそのまま再現します。
使い方¶
- オシロ描画用のステレオ音声(WAV など)をコンポジションに読み込む
- 平面レイヤーを作成し Beamscan を適用
- Scan Source = Audio Waveform
- Audio Layer に音声レイヤーを指定
- Wave Mode = Lissajous(XY モード)
- Wave Window を
1000 ÷ フレームレートms に設定 (30fps なら約 33ms。1 フレームぶんの信号がちょうど 1 画面に描かれます)
質感の調整¶
| パラメーター | 効果 |
|---|---|
| Wave Dwell | ビーム速度による輝度変調。上げると「打点」が輝点として浮き上がり、移動線が薄くなります(実機の見え方) |
| Wave Gain | 図形の大きさ(信号の振幅) |
| Persistence(Animation) | 蛍光体の残光。動きのある信号が尾を引きます |
| Glow / Halation | 蛍光体のにじみ |
| Graticule / Curvature / Edge Falloff(Screen) | 目盛付きの計測器ルック |
通常の波形表示
Wave Mode = Scan にすると、横軸=時間の一般的な波形 (オシロの YT モード)として描画されます。
Note
音声はレイヤーの ソースアイテム から取得します。レイヤーの オーディオレベルやタイムリマップは反映されません(v1.0 時点)。